2009年8月21日金曜日

異常気象

昨日会った方が、今年の異常気象について言われていました。
現代だからこそ、エルニーニョだから…とか異常気象の原因を特定して説明を受けると、皆納得したような顔をしているが、古代~江戸時代までだと、天変地異が起こると民衆は驚愕して、暴動や戦争が起きていたでしょうと、…。戦前までは、同じような状況だったような気がします。
本当にそうですね。エルニーニョにしてもつい20年程前にやっと原因がわかった程度のことで、地球規模の環境測定が行えるようになったのは、本当に最近のことですから。
最近の気象予測は、かなり精度も上がり、今では、スーパーコンピュータで将来の気候変動のシミュレーションも行えるようになっています。気象観測にも、ものすごい進歩があったんですね。
人知を積み重ね、観測結果から将来の気候変動がある程度わかっているのに、人類は手をこまねいているだけなのでしょうか。先の豪雨被害等を見ると、空しい気がしてきます。
「災害は忘れた頃にやってくる」とは昔の話で、「災害は予測通りやってくる」が現代的な解釈でしょうか?
地球温暖化の対策。確実に取り組んで行く必要を感じます。

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