2009年8月27日木曜日

電力買い取り制度(モジュール)

昨日のネットニュース各紙で「電力買い取り制度」の記事が出ています。
それによると、11月1日から1キロワット時(kWh)当たり48円で余剰電力を電力会社が買い取るとのことです。費用は全ての電気利用者が使用料に応じて負担する仕組みで、来年4月から電気料金に上乗せされる(最大月100円程度)。買い取り期間は最大10年、経産省では補助金とあわせて買い取り期間内に太陽光発電施設の設置費用を回収できると試算しているそうです。
温暖化ガス排出削減対策、いよいよ始まります。

ところで、単結晶とアモルファスの、モジュールサンプルが手に入りました(香港直送です)。
セルを…と注文したのですが、さすがに割れやすいため、セル単体ではどこも出してくれなかった様子。
単結晶(左側)のモジュールは、セル2枚を細かく切断し、モジュールに組んであります。意外に高性能でびっくりです。
さて、これで何を作りましょうか?楽しみです。※そんな暇ないだろ?の声ありますが…。

2009年8月25日火曜日

看板作りました


ようやく事務所の道路側に看板を出しました。車で通れば「何の看板かわからん!」との声もありますが、これも良いかと…。衆院選まっただ中で、他のポスターと共存していますが、信号待ちの間に読んで下さい。
P.S.低炭素社会について、政府インターネットテレビで解りやすく出ていましたので参考まで掲載します。
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg2711.html

2009年8月23日日曜日

夕焼け~選挙

既に秋の気配が漂い始めました。今日の夕焼けはきれいでしたね。しかし、日照不足と冷夏では、お米の収量も相当下がりそうです。
先日、某大学の理学部教授と話しました。日本の防災は、100年に一度の災害に対処すべく、キッチリ設計して対応を計画しているそうで、昨今の「200年に一度の災害」が生じると、想定範囲外ということで、全くお手上げの状況だそうです。
地球温暖化で、気候変動が激化することは周知の事実となっています。早めになんとかしないと…。防災意識の高い今こそ、手を打って欲しい。でも、政治が…、官僚組織が…、この国は大丈夫でしょうか?
Y売新聞に各党の温暖化対策が一覧で出ていましたが、他国と比べてお寒い状況です。京都議定書を策定した時のような、省エネ先進国としてのリーダーシップはとれないのでしょうか?マイナス6%の目標が、プラス4%で終わるようではリーダーの資格無しですか。
そうそう、M主党がマニュフェストでドイツ並みに、自然由来の電力を3倍の価格で買い取る制度掲げていました。国家戦略局と行政刷新会議を首相直属機関として新設する案も出しています。問題は数々ありますが、一度この国のありようを再考すべき時期に来ているのかもしれません。今後の我が国の将来がかかっている衆院選。必ず投票に行きましょう。

2009年8月21日金曜日

異常気象

昨日会った方が、今年の異常気象について言われていました。
現代だからこそ、エルニーニョだから…とか異常気象の原因を特定して説明を受けると、皆納得したような顔をしているが、古代~江戸時代までだと、天変地異が起こると民衆は驚愕して、暴動や戦争が起きていたでしょうと、…。戦前までは、同じような状況だったような気がします。
本当にそうですね。エルニーニョにしてもつい20年程前にやっと原因がわかった程度のことで、地球規模の環境測定が行えるようになったのは、本当に最近のことですから。
最近の気象予測は、かなり精度も上がり、今では、スーパーコンピュータで将来の気候変動のシミュレーションも行えるようになっています。気象観測にも、ものすごい進歩があったんですね。
人知を積み重ね、観測結果から将来の気候変動がある程度わかっているのに、人類は手をこまねいているだけなのでしょうか。先の豪雨被害等を見ると、空しい気がしてきます。
「災害は忘れた頃にやってくる」とは昔の話で、「災害は予測通りやってくる」が現代的な解釈でしょうか?
地球温暖化の対策。確実に取り組んで行く必要を感じます。

2009年8月14日金曜日

お盆

どこもお盆休みですね。事務所に来ましたが、こんな日に仕事をして良いのでしょうか?という雰囲気です。
銀行では盆休みに仕事に出ると「お客さんが来なくて仕事がはかどる」と感じていましたが、自営だと「お客さんが来ないと仕事にならない」わけですね。貯まりに貯まった伝票整理にはもってこいでした。かなり片付きました。
今日の夕方は、中学校の同窓会です。30年ぶりに合う友達もいるようです。さて、どんなおじさんおばさんになっているのでしょうか?楽しみです。

2009年8月12日水曜日

水害の爪跡

日曜日に、土石流で被害を受けた知り合いを見舞ってきました。先週のこと、水害被害を受けたことを知ったので、遅ればせながらと訪問すると、大変な事態になっていました。その集落では、沢筋の数軒だけの被災で、近所の人でも集落に土石流被害があったことを知らない人がいる程被害は限定的だったそうですが、本人宅は約70cmの土砂で家屋が埋まり、応急処置で20日費やした様子。くたくたになられていました。
21日朝、沢の水量が尋常でないと土嚢の準備をしているところに、土石流が流れ下り、橋にぶつかり水を堰き止めたことから、周辺に一機に濁流が広がり、その後二度目の土石流が流れてきて…。一瞬の出来事で、身を守るのが精一杯だったとのこと。経過写真を撮られており、拝見しましたが、相当深刻です。
一瞬で生活の場が一変する。恐ろしいことです。数十メートル先の家は無傷で、集落も何の変哲も無いのですが、その一角だけ被災する。日常と非日常とが同居する奇妙な構図でした。
山口豪雨に続き、各地で異常気象に伴う大雨が続いています。台風も発生し、昨日は静岡で地震まで発生。エルニーニョ現象だけで説明が付く問題ではなさそうです。地球温暖化で、気候変動の激化が予測されている中、今後も気を引き締めて生活する必要がありそうです。
被災された方々、あらためてお見舞い申し上げます。炎天下の作業で体調崩されませんように、御自愛下さい。

2009年8月8日土曜日

韓国人サイクリスト

今日こそは事務所までの最短記録の達成を…と、自転車で家を出たのですが、途中の交差点で「日本語しゃべれませんが徳山までの道を教えて下さい」といきなり英語で話しかけられ、時間とられてしまいました。
彼は韓国人で、自転車に荷物満載でサイクリングしている様子。国道の側道(安全)と、路側帯(危険)をうまく使い分けて走るしか手段が無いことを伝えると、元気良く手を上げて走り去って行きました。なかなかバイタリティありますね。若いからできるんでしょうが、国道2号線の路側帯を自転車で走ることは自殺行為に等しいと思いますが…、手段が他に無いのでは仕方無いですね(市内でも長距離自転車通勤の中学校の先生が車に追突され亡くなられた事故もありましたね)。
小郡-大道間のような自転車道が整備されれば、もっと自転車が活用できるかもしれません。防府-大道間は、高校生の自転車利用多い割りに自転車道のような対策は全く考慮されていません。街中も歩道の段差など、自転車で走ると結構走りにくい造りになっています。行政システムが、もう少しエコな自転車とかに目を向けてもよさそうな感じはしますが、さて。
※JR山陽本線沿いに線路保守の側道兼務での自転車道整備したらどうでしょう?アップダウンも少なく、景色も良くて、沿線の活性化も図れるし、公共工事で景気対策も可能です。自民党、民主党の皆さん、選挙公約にでも掲げて下さい。

2009年8月3日月曜日

Newton 2009.09

金・土曜日と私用で神戸に行ってきました。車で往復しましたが、高速代は往5,025円(深夜割引)、復1,500円(土日割引)と、ガソリン代含めてもかなりのお得感です。もっとも片道5時間超には閉口しました。
本題ですが、Newton 9月号で太陽光発電が特集組まれています。太陽電池セルがどのように発電しているかの技術的な点について、かなり整理された内容です。皆さんも是非お買い求めください。
問題は、インバータ(パワーコンディショナ)等の周辺技術については全く取り上げられていないことでしょう。インバータを屋外置きする図を何度も使っているのは如何なものでしょうか?メーカー比較も???価格比較しているあたりは、読者受けを狙ったのでしょうが…。
現在の商品化された技術にはほとんど触れず、将来の技術革新と価格低下を意図した記述は、科学雑誌として仕方が無いのかもしれませんが、少し的外れな感じがしました。ドイツ人の研究者にインタビューしているのも???最先端技術は日本メーカーの研究所で対外秘でしょうが、これも肩すかしされた気分になりました。

我が三菱電機は、気象衛星「ひまわり8・9号」を同時受注したようです。前回の7号受注を含め、総合電機メーカーとしての面目躍如ですね。三菱電機が作る太陽光発電システムの認知度を上げるためにも、今日も頑張って営業しましょう。