2011年9月27日火曜日

ガラパゴス化

ノーベル賞作家の大江健三郎さんが呼びかけて、9月19日に東京で約6万人が参加した反原発デモが行われました。ネットでは報道されたのに、なぜか新聞各社は全く報道せず(TVも全く報道せず)。
6万人ですよ!安保闘争以来のデモがなぜ記事にされない?
震災とフクシマで、日本は大きく変わってしまいました。いまや世界的な視点から、日本国に大変な事態が迫っています。なのに、政府の情報統制にマスコミも同調し、国民に必要なことを告げずうやむやに事を済ませる気でしょうか?
国民も耳に優しい言葉だけに騙されていませんか? 携帯電話だけでなく、今や国そのものがガラパゴス化してしまった日本。5年後どうなっているのだろう?世界の趨勢に互して行けるのだろうか?

2011年9月19日月曜日

日本原子力学会

北九州で日本原子力学会のシンポジウム開催。会員の研究者から福島第一原発の事故を防げなかった反省の弁が相次ぐ一方、原発推進の基本姿勢を問う発言は出なかったとの報道。
あれだけの事故を起こした責任は、日本原子力学会にも当然あります。しっかり自覚して下さいよ!原子力村の方々。この夏の電力不足の騒動の結果、原子力発電が無くても全く電力不足が起こらないことがハッキリ証明されてしまいました。
原子力が無いと大変だと騒いだ面々、原発推進して自分たちの権益を守りたかっただけなんでしょうね。国民の冷めた目線が解りませんか?
折しも山口県では上関町長選挙が告示されました。全国の注目を集めるのか?興味ない?
やっぱり山口は国民体育大会でしょう。

2011年9月8日木曜日

スマートグリッドの嘘

エネルギー関係で、最近スマートグリッドの話題が紙面を賑わしています。数年内にも導入されそうな報道ですが、まず日本ではスマートグリッドは導入されないでしょう。残念ですが事実です。
スマートグリッドの要、スマートメーター(通信機能付き電力メーター)のデータを電力会社が開示するつもりが無いからです。
アメリカでは、シリコンバレーがソーラーバレーと名称変更したように、電力と通信は完全に同調して成長産業を予感し既に一大活況を呈しています。電力会社が地域を独占してきた日本は、電力会社の抵抗でスマートグリッドの分野で大きく出遅れてしまったようです(孫さんが日本の現状に危機感を持つのはあたりまえ)。
日本では、電機メーカーや住宅メーカーがHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)と称して、小さい範囲で電力制御する…と、お茶を濁して終わりでしょうか?そんなの古い技術の焼き直しでしょ。
HEMSはスマートグリッドではありません。皆さん騙されないように!新聞記者マスコミもっと勉強しろ!
日本のエネルギー政策、事情を嘆いても仕方ありませんが、世界市場が待っている成長分野に技術力のある日本の電機メーカーが参入できないのは本当に痛手です。
太陽光発電を始め、日本発の技術で花開いた市場は、全て美味しいところを海外勢に持って行かれるのでしょうか。無為な政治家ばかりで、日本の将来を考えた対応をとる人が不在というのは悲しすぎます。

2011年9月1日木曜日

太陽光発電システムの実力


太陽光発電システム設置から2年3ヶ月間、日々の発電量、電力消費量、差引のグラフを公開します。
今年2月までは出力3.7kW。以後は7.03kWです。出力が上がると売電が出ますが、設備費が嵩みます。
ちなみにこの7月分は電気代支払6,210円(299kWh)売電25,200円(525kWh)です。