2010年7月31日土曜日

農業考

早朝8時~11時まで水路の草刈作業(共同作業)に出てきました。総延長1kmぐらいあるのかな?20名では大変でした。
休憩中に1人の方が「わしら年寄りが引退したら、誰がこの作業やるのかな?」「この地区の田んぼの基幹水路だから誰かが担わんと…、あんたら若い者がしっかりしてや!」と言われてしまいました。
よっぽど「貴方の息子にも同じこと言ってますか…」と言いかけましたが、言えませんでした。その方も「息子達が農業で生計たてられない」と熟知されているからです。
つい4~50年前には、1ヘクタールの田んぼがあればほぼ一家全員が生活できる収入が得られていたのに、今では、百万円程の収入にしかならない状況です。どうして農業はここまで廃れてしまったのでしょうか?
年金もらいながら細々農業を続ける人々が居て、今の農業はかろうじて続いています。次の世代(我々)は、どうすれば良いのでしょう。
中国に食料供給の鍵を握られ、日本の対外信用が失墜し、国内で激しいインフレが起こって始めて農業の大切さに気付く…ということにならないよう、政治家の皆様、この国の舵取りよろしくお願いします。

2010年7月24日土曜日

全量買い取り(記事です)

経済産業省は21日、電力会社に太陽光や風力など再生可能エネルギーで発電した電気の全量買い取りを義務づける制度をめぐり、電気料金への上乗せによる家庭の負担を、導入から10年後に標準的な世帯で月額150~200円程度とする案をまとめた。年内をめどに価格設定などの詳細を詰めるそうです。
新制度では太陽光のほか、風力、中小水力、バイオマス、地熱について家庭、企業などを問わず買い取り対象。買い取り価格は、太陽光が現行の48円/kWから引き下げる方向。他の電気は15~20円を想定。買い取り期間は太陽光が設備導入から10年間、その他が15~20年で調整。制度開始後に導入した設備が対象で、既存設備についても買い取り価格を安くするなどの措置をとる方向。すべて合わせると、買い取り費用は4600億~6300億円に上る見通し。
 制度開始後の導入と言われると…?ですが、今すぐ太陽光導入したのが徳か?全量買取制度を待って導入したのが徳か?また悩みは尽きませんね!でも、今回は太陽光以外の発電にも対象が広がるので、そういう意味では前進しているのかも?所詮、政策頼みの業界なのか?

2010年7月20日火曜日

夏空

とうとう梅雨があけました。強い日差しが戻ってきて、ホット一息ついています。
お天気次第の商売で、晴れると嬉しい、曇るとガックリ、そんな太陽光業界です。いよいよ夏本番ですね。
どなたの屋根のモジュール君も、一生懸命発電してくださいよ!地球環境のためなんですから…。

2010年7月12日月曜日

ソーラー・インパルス


太陽エネルギーだけで空を飛ぶソーラー飛行機の試作機「ソーラー・インパルス(Solar Impulse)」が8日朝、約26時間の連続飛行を達成したそうです。以前、NASAが作った純太陽光飛行機「ヘリオス」がありましたが、今回は蓄電池が重要な要素ですね。
夜間飛行でエネルギー残存量が心配されたようですが、日中の14時間で1万2000個の太陽電池が蓄えたエネルギーは、日の出を迎えた時点で予想より3時間分多く残っていたそうです。技術の進歩は著しい。最終的には、これで世界一周する予定だそうです。
我々は、日本の太陽電池技術や蓄電池技術が最先端と思っていますが、国内の会社が基礎研究で小さな分野に留まっている中で、世界の技術者は具体的な道具の使い方を研究しているようです。
「東洋のガラパゴス」と言われないように、日本の若手技術者の方々が自由な発想で研究に取り組んでくれ、世界標準の技術を開発してくれるように願わざるを得ません。国内景気が悪く、企業に元気が無いのが気掛かりです。

2010年7月6日火曜日

梅雨空

梅雨で天気がいまいちです。太陽光発電に関しては、我慢のひと月です。
昨年の7月1日は、防府集中豪雨で大変でしたが、今年はそれ程酷い雨もなく助かっています。
全国ではゲリラ豪雨の被害も結構出ている様子で心配です。何時どの地域が災害に遭うか全く解らない!そんな気候は勘弁して欲しいですね。