
太陽エネルギーだけで空を飛ぶソーラー飛行機の試作機「ソーラー・インパルス(Solar Impulse)」が8日朝、約26時間の連続飛行を達成したそうです。以前、NASAが作った純太陽光飛行機「ヘリオス」がありましたが、今回は蓄電池が重要な要素ですね。
夜間飛行でエネルギー残存量が心配されたようですが、日中の14時間で1万2000個の太陽電池が蓄えたエネルギーは、日の出を迎えた時点で予想より3時間分多く残っていたそうです。技術の進歩は著しい。最終的には、これで世界一周する予定だそうです。
我々は、日本の太陽電池技術や蓄電池技術が最先端と思っていますが、国内の会社が基礎研究で小さな分野に留まっている中で、世界の技術者は具体的な道具の使い方を研究しているようです。
「東洋のガラパゴス」と言われないように、日本の若手技術者の方々が自由な発想で研究に取り組んでくれ、世界標準の技術を開発してくれるように願わざるを得ません。国内景気が悪く、企業に元気が無いのが気掛かりです。
0 件のコメント:
コメントを投稿