2009年8月12日水曜日

水害の爪跡

日曜日に、土石流で被害を受けた知り合いを見舞ってきました。先週のこと、水害被害を受けたことを知ったので、遅ればせながらと訪問すると、大変な事態になっていました。その集落では、沢筋の数軒だけの被災で、近所の人でも集落に土石流被害があったことを知らない人がいる程被害は限定的だったそうですが、本人宅は約70cmの土砂で家屋が埋まり、応急処置で20日費やした様子。くたくたになられていました。
21日朝、沢の水量が尋常でないと土嚢の準備をしているところに、土石流が流れ下り、橋にぶつかり水を堰き止めたことから、周辺に一機に濁流が広がり、その後二度目の土石流が流れてきて…。一瞬の出来事で、身を守るのが精一杯だったとのこと。経過写真を撮られており、拝見しましたが、相当深刻です。
一瞬で生活の場が一変する。恐ろしいことです。数十メートル先の家は無傷で、集落も何の変哲も無いのですが、その一角だけ被災する。日常と非日常とが同居する奇妙な構図でした。
山口豪雨に続き、各地で異常気象に伴う大雨が続いています。台風も発生し、昨日は静岡で地震まで発生。エルニーニョ現象だけで説明が付く問題ではなさそうです。地球温暖化で、気候変動の激化が予測されている中、今後も気を引き締めて生活する必要がありそうです。
被災された方々、あらためてお見舞い申し上げます。炎天下の作業で体調崩されませんように、御自愛下さい。

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