2011年7月18日月曜日

6重苦

景気が一向に上向いてきません。今、日本は6重苦と戦っていると言われています。
6重苦とは、①円高、②二酸化炭素削減、③高い法人税率、④厳格な労働規制、⑤自由貿易協定での遅れ、+⑥電力不足(高い電気代も含め)です。
政治の混乱もあって、どれ一つ解決の糸口さえ掴めない難問ばかり。震災以降の企業の海外シフトも加速しています。財政の破綻も現実味を帯びてきました。新興国の景気減速予想もあり、低成長は世界的な潮流です。どうします?
解決の糸口は「規制緩和」にありそうです。規制緩和で、国内需要を喚起し成長につなげていかないと、将来は無さそうです。
まずは原発事故で渦中にある電力事業からでしょうか?地域独占で築きあげた強力な政治力・資金力が、原発事故より綻びはじめています。東電のマスコミ統制が無くなった今、メディアが一斉にメスを入れはじめました(九電の「やらせ」が拍車)。強大なグループ企業、豪華な資産、給与水準の高さetc…このまま、電力の自由化=電力会社の解体、発電・送電の分離まで議論が進むような感じがしてなりません。それが日本にとって良いことなのか悪いことなのかは現時点では不明ですが、これが規制緩和の流れの一環でしょう。
電気は我々の生活に密着したエネルギーだけに、推移に注目していきたいものです。

追)なでしこJAPANやりました。世界一!日本復興の力にしたいですね。我々も頑張りましょう。

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