2010年11月25日木曜日

単結晶VS多結晶

三菱電機が10月より売り出した、単結晶の太陽光発電モジュールが人気です。それまでの多結晶も相当発電してくれていましたが、購入者の方々の中には単結晶神話があるようです。
海外メーカーが単結晶=高性能と喧伝しているので、どうしても目が行きますが、個人的には安くて安定した性能の多結晶が魅力的に思えるのですが…。モジュールの発電量を一枚一枚計測し、公称出力以上のモジュールを提供して実測出力を表示しているのは、シャープと三菱ぐらいです。この2社は良心的と思います。
他社は200Wモジュールと言っても、±10%程度のばらつきがあるようで、単結晶で公称200Wだけれども実測180W出力のモジュールを出荷しているのが現状です。
単結晶なのに180Wモジュールと、多結晶なのに185Wモジュール。信じられないかもしれませんが、現実に市場に出回っています。ご注意下さい。
製品表示と、実物の出力がこれほど乖離して良いのでしょうか?メーカーの良心に頼る他ないのでしょうか?いくら太陽光モジュールの歩留まりが不安定だからといってもねえ…。全メーカーに実測出力の表示を義務付けませんか?

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