2010年10月1日金曜日

中華人民共和国

今日訪問したお客様(O様)が、8年程も付き合いのある中国人(長春在住)が、マンションを買ったというので、先月1人で家見せに訪問してきた時の話を聞かせて下さいました。色々面白い話を聞かせていただいたのですが、中でも印象に残ったものを一つ。
「中国人は新聞を読まないので、自国が尖閣列島問題で日本と関係がこじれていようがどうが、一切関係無い=知らない」ということでした。彼らは、まず第一に自分の生活が大事で、しっかり稼げればそれがなにより。国のことなど我れ関せずで良い!日本の高度成長期を思わせる発展ぶりだそうです。
日本人は、新聞、ネットでの情報取得が早いので、尖閣列島の事件を、ほぼ国民全員が関心を持って、ヤキモキしているというのに…。たった数百人のデモを日本のマスコミが取材して、さも大げさに中国全土が…的な報道をしているのも問題ですが、国情が違うと、物の見方も全く異なるようです。
さて、日本経済はいよいよ混迷に突入しつつあります。民主党政権下で、産業の空洞化も一層進む様相。デフレの長期化で、若い世代にも元気が無く、先の見えない時代に我々は何を頼りに生活に励んだら良いのでしょう?
今の中国人が「頑張れば良い生活が待っている」と希望に溢れているのを見ると、日本人にも何かしら明確な目標が必要と思えてなりません。それが何のか?満ち足りた生活を送っている我々には見えて来ないのかも…。でも我々の生活が本当に満ち足りたものとは思えません。世界を見渡し、常にハングリー精神を奮い立たせて生活したいものです。貴方は、昔のように…24時間戦えますか?

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